「高校生の描いた原爆の絵展」開催中

2025.02.17

Photo News

「高校生の描いた原爆の絵展」開催中

今年は戦後・被爆80年にあたります。ヒロシマ・ナガサキの原爆被害の実相を自分の目で見て当事者として語れる被ばく者は、近いうちにいなくなるでしょう。

 

「自らを救い、私たちの経験をとおして人類を救おう」と活動してきた長年にわたる被ばく者の思いは、核兵器禁止条約の成立・発効、そして日本被団協のノーベル平和賞へと繋がりました。原爆が無差別に多くの命を奪い、生き残った人々の人生を変えてしまった事実を、私たちは風化させずに被ばく者に変わり次の世代へ語り継いでいかなくてはなりません。

 

展示する「原爆の絵」は、広島平和記念資料館からお借りした、被爆証言をもとに高校生と被ばく者が一緒に作り上げた作品です。絵から伝わる「痛み、悲しみ」をご覧いただく皆さんと共有し、核兵器廃絶に向けた機運が醸成されるよう考え取り組みました。

2月末まで検査室前の廊下に展示してあります。ぜひご覧ください。