当院は厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
1)-①入院基本料に関する事項
【一般病棟】
平均入院患者数57名で急性期一般入院料Ⅲを算定している病棟です。
当病棟では、日勤夜勤含め月平均患者数10人に対し看護職員1人の配置体制をとっております。
上記配置に加えて、看護補助体制充実加算の算定に伴い、月平均患者数25人に対し看護補助者1人の配置体制をとっております。
上記配置に加えて、看護夜間配置加算(16対1)補助者夜間配置加算(100対1)の算定に伴い以下の体制をとっております。
〈朝8時30分~夕方17時まで〉看護職員1人当たりの受け持ち患者数は5人以内、看護補助者1人当たりの受け持ち患者数は8人です。
〈夕方17時~朝8時30分まで〉看護職員1人当たりの受け持ち患者数は15人以内です。看護補助者1人当たりの受け持ち患者数は57人です。
【地域包括ケア病棟】
平均入院患者数44名で地域包括ケア病棟入院料Ⅰを算定している病棟です。
当病棟では、日勤夜勤含め月平均患者数13人に対し看護職員1人の配置体制をとっております。
上記配置に加えて、看護職員配置加算の算定に伴い、患者50人に対して看護職員を1人の配置しております。
上記配置に加えて、看護補助体制充実加算の算定に伴い、月平均患者数25人に対し看護補助者1人の配置体制をとっております。
上記配置に加えて、看護夜間配置加算(16対1)の算定に伴い以下の体制をとっております。
〈朝8時30分~夕方17時まで〉看護職員1人当たりの受け持ち患者数は5人以内、看護補助者1人当たりの受け持ち患者数は25人です。
〈夕方17時~朝8時30分まで〉看護職員1人当たりの受け持ち患者数は15人以内です。
【回復期リハビリテーション病棟】
平均入院患者数39名で回復期リハビリテーション病棟入院料1を算定している病棟です。
当病棟では、日勤夜勤含め月平均患者数13人に対し看護職員1人の配置体制をとっております。
また、日勤夜勤含め月平均患者数30人に対し看護補助者1人の配置体制をとっております。
〈朝8時30分~夕方17時まで〉看護職員1人当たりの受け持ち患者数は5人以内、看護補助者1人当たりの受け持ち患者数は10人です。
〈夕方17時~朝8時30分まで〉看護職員1人当たりの受け持ち患者数は16人以内です。看護補助者1人当たりの受け持ち患者数は20人です。
【療養病棟】
平均入院患者数30名で療養病棟入院料1を算定している病棟です。
当病棟では、日勤夜勤含め月平均患者数20人に対し看護職員1人の配置体制をとっております。
また、日勤夜勤含め月平均患者数20人に対し看護補助者1人の配置体制をとっております。
〈朝8時30分~夕方17時まで〉看護職員1人当たりの受け持ち患者数は5人以内、看護補助者1人当たりの受け持ち患者数は8人です。
〈夕方17時~朝8時30分まで〉看護職員1人当たりの受け持ち患者数は15人以内です。看護補助者1人当たりの受け持ち患者数は15人です。
DPC対象病院について
当院は入院医療費の算定に当たり、包括評価と出来高評価を組み合わせて計算する”DPC対象病院”となっています。
*医療機関別係数1.12110
(基礎係数1.04510+機能評価係数Ⅱ0.06500+救急補正係数0.01100)
1)-②選定療養について
2)基本診療料の施設基準に係る届出
機能強化加算、一般病棟入院基本料、療養病棟入院基本料、救急医療管理加算、診療録管理体制加算2、医師事務作業補助体制加算1、急性期看護補助体制加算、看護職員夜間配置加算、療養環境加算、重症者等療養環境特別加算、療養病棟療養環境加算1、医療安全対策加算1、感染対策向上加算2、患者サポート体制充実加算、報告書管理体制加算、褥瘡ハイリスク患者ケア加算、後発医薬品使用体制加算2、データ提出加算、入退院支援加算、認知症ケア加算、せん妄ハイリスク患者ケア加算、排尿自立支援加算、回復期リハビリテーション病棟入院料1、地域包括ケア病棟入院料1、短期滞在手術等基本料1、看護職員処遇改善評価料47、入院時食事療養(Ⅰ)・入院時生活療養(Ⅰ)
3)特掲診療料の施設基準に係る届出
心臓ペースメーカー指導管理料の注5に規定する遠隔モニタリング加算、糖尿病合併症管理料、糖尿病透析予防指導管理料、腎代替療法指導管理料、二次性骨折予防継続管理料2、二次性骨折予防継続管理料3、下肢創傷処置管理料、院内トリアージ実施料、夜間休日救急搬送医学管理料の注3に規定する救急搬送看護体制加算、外来腫瘍化学療法診療料1、ニコチン依存症管理料、がん治療連携指導料、外来排尿自立指導料、肝炎インターフェロン治療計画料、薬剤管理指導料、検査・画像情報提供加算及び電子的診療情報評価料、医療機器安全管理料1、別添1の「第14の2」の1の(2)に規定する在宅療養支援病院、在宅時医学総合管理料及び施設入居時医学総合管理料、在宅患者訪問看護・指導料及び同一建物居住者訪問看護・指導料の注2、在宅血液透析指導管理料、在宅酸素療法指導管理料の注2に規定する遠隔モニタリング加算、在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料の注2に規定する遠隔モニタリング加算、持続血糖器測定器加算(間歇注入シリンジポンプと連動する持続血糖測定器を用いる場合)及び皮下連続式グルコース測定、BRCA1/2遺伝子検査、検体検査管理加算(Ⅰ)、検体検査管理加算(Ⅱ)、神経学的検査、小児食物アレルギー負荷検査、CT撮影及びMRI撮影、外来化学療法加算1、無菌製剤処理料、心大血管疾患リハビリテーション料(1)、脳血管疾患等リハビリテーション料(1)、運動器リハビリテーション料(1)、呼吸器リハビリテーション料(1)、摂食機能療法の注3に規定する摂食嚥下機能回復体制加算1、がん患者リハビリテーション料、集団コミュニケーション療法料、エタノールの局所注入(甲状腺)、人工腎臓、導入期加算2及び腎代替療法実績加算、透析液水質確保加算及び慢性維持透析濾過加算、下肢抹梢動脈疾患指導管理加算、乳がんセンチネルリンパ節加算2及びセンチネルリンパ節生検(単独)、ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術、大動脈バルーンパンピング法(IABP法)、早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術、医科点数表第2章第10部手術の通則の16に掲げる手術、輸血管理料Ⅱ、輸血適正使用加算、人工肛門・人工膀胱造設術前処置加算、胃瘻造設時嚥下機能評価加算、麻酔管理料(Ⅰ)、保険医療機関間の連携による病理診断、病理診断管理加算1、悪性腫瘍病理組織標本加算、酸素の購入価格の届出
4)機能強化加算について
当院では「かかりつけ医」機能を有する病院として、機能強化加算を算定しており以下の取り組みを行っております。
- 必要に応じて、受診されている他の医療機関や処方されている医薬品を把握させていただくため、お薬手帳のご提示やご質問をさせていただく場合がございます。予めご了承ください。
- 必要に応じて、専門医師や専門医療機関をご紹介させていただきます。
- 健康診断の結果等の健康管理に係る相談に応じます。
- 福祉・保険サービスに係る相談に応じます。
- 診療時間外を含む、緊急時の対応方法等に係る情報提供を行います。
医療機能情報提供制度(ながの医療情報Net)を利用してかかりつけ医機能をもつ医療機関が検索できます。
5)協力対象施設入所者入院加算について
当院では協力対象施設入所者入院加算の届出を行っております。
下記の介護保険施設の協力医療機関として、当該介護保険施設から24時間連絡を受ける体制をとっております。また、連携介護保険施設と、入所者の診療情報及び緊急時の対応方針の共有を図るため、患者様の同意を得てICT等を活用し、年3回以上の頻度でカンファレンスを実施しております。
協力対象施設
- 特別養護老人ホーム ゆいの里 飯田市龍江7159-1
- 養護老人ホーム ハートヒル川路 飯田市川路3457-1
- 特別養護老人ホーム 林の杜 豊丘村大字神稲4175
- 老人保健施設 林の杜 豊丘村大字神稲4176
6)医療DX推進体制整備加算・医療情報取得加算について
当院では医療DXを通じて質の高い医療を提供すべく、以下のことに取り組んでいます。
- オンライン請求を行っております。
- オンライン資格確認を行う体制を有しております。 ※医師がオンライン資格確認により得た情報(受診歴、処方内容、特定健診の結果などの必要な医療情報)を診察室で確認できる体制。
- マイナ保険証利用、DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。
- 電子処方箋の発行体制。
- 電子カルテ情報共有をサービスを活用できる体制。
診察時に下記の点数を算定しております。
【初診時】
●保険証利用での受診:3点
●マイナ保険証利用での受診:1点
※診療情報提供書(紹介状)持参の場合も含む。
【再診時】※3月に1回に限り算定
●保険証利用での受診:2点
●マイナ保険証利用での受診:1点
※診療情報提供書(紹介状)持参の場合も含む。
医療DX推進体制整備加算:8点(初診時 月1回)が診察料に加算されます。
7)院内トリアージ実施料について
当院では夜間、休日または深夜において、受診された初診の患者様に対して、来院後、速やかに緊急性について判断をした場合、診療にかかる料金に「院内トリアージ実施料」を算定させていただいております。
トリアージとは、受付順ではなく病状の重症度や緊急度を判断し、より早期に診察を要する患者様から優先して診療するしくみで、社会的に公正な医療を提供するための看護ケアとして位置づけられています。診察の順番は、来院された患者様の緊急度や重症度によって決定しますので、軽症の患者様は、診察が受付順とは前後する場合や待ち時間が長くなる場合がございますのでご了承ください。ご理解・ご協力をお願いします。
*診察の流れ:受付 →問診(緊急判定・トリアージ)→診察待機 →(再評価)→診察・処置 →入院・帰宅
8)外来腫瘍化学療法診療料について
当院では本診療料を算定している患者様から電話等による緊急の相談等に24時間対応できる連絡体制をけています。
急変時等の緊急時に患者様が入院できる体制が確保されています。
また、実施できる化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会を開催しています。
9)明細書の発行状況に関する事項
当院では医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しています。また公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しています。
明細書には使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点をご理解いただき、家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。
10)後発医薬品使用体制加算について
当院では後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
当院では医薬品の供給不足等が発生した場合に、治療計画等の見直し等、適切な対応ができる体制を整備しております。
11)後発医薬品のある先発医薬品の選定療養について
国の制度改訂により患者さんの希望により長期収載品を処方した場合に、長期収載品と後発医薬品の差額の4分の1に相当する金額を、選定療養費(特別の料金)として患者さんにご負担いただきます。
(長期収載品とは後発医薬品(ジェネリック医薬品)がある先発医薬品のことです。)
【対象となる医薬品】
- 外来患者の院内処方・院外処方
- 後発医薬品が市販されて5年以上経過した長期収載品、または後発医薬品への置換率が50%以上を超える長期収載品
【対象外となる場合】
- 医師が医療上の必要性があると判断し、長期収載品を処方した場合
- 在庫状況等により、後発医薬品の提供が困難な場合
- バイオ医薬品
【自己負担額について】
- 長期収載品の価格と後発医薬品内での最高価格との価格差の4分の1
※選定療養費には別途消費税もかかります
12)一般名処方加算について
当院では後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組み等を実施しております。
後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(*一般的な名称により処方箋を発行すること)を行う場合があります。
一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。
13)バイオ後続品使用体制加算
当院では厚生労働省の後発医薬品・バイオ後続品の使用推進の方針に従い、患者様負担の軽減、医療保険財政の改善に資するものとして後発医薬品(ジェネリック医薬品)およびバイオ後続品(バイオシミラー)を積極的に採用しております。
そのため、当院で処方する薬剤は後発医薬品・バイオ後続品になることがあります。
14)保険外負担に関する事項(実費をご負担いただくもの)
当院では各種診断書料、予防接種料、健康診断料などにつきまして、その使用量、利用回数に応じた実費のご負担をお願いしています。(詳細は保険外一覧をご覧ください。)
15)介護保険事業に関する事項
「介護保険取り扱い事業のご案内」「指定居宅サービス事業者指定票」等をご覧ください。
介護サービス利用に当たっては「利用契約書」「重要事項説明書」にてご確認ください。
16)療養担当規則等が定める掲示事項
入院時食事療養及び入院時生活療養について
当院は入院時食事療養(Ⅰ)及び入院時生活療養(Ⅰ)の届出を行っています。
当院は入院時食事療養費に関する特別管理により食事の提供を行っており、療養のための食事は管理栄養士の管理の下に適時(夕食については午後6時以降)、適温で提供しています。
15)入院食事料に関して
入院食事入院時の食事代は、診療や薬代などの費用とは別に自己負担が必要です。
2025年6月1日現在