健和会病院リハビリテーションセンターでは運転再開に向けたリハビリテーションにも力を入れており、自動車学校と連携して実車評価を行っています。
しかし現在コロナの流行状況によっては、自動車学校への訪問を自粛したり、時期の変更等が必要となる場合があります。
そこで、自動車学校に行かなくても病院にいながら実車運転評価できないか、という視点から動き出したプロジェクトが「電動カートを用いた運転評価」です。
電動カートって・・・?
そう、これです。
セニアカーやシニアカーという呼び方のほうが馴染みがあるかもしれません。
電動カートは免許が不要であり、入院中であっても病院が保有している電動カートに試乗していただく事ができます。
その電動カートを自動車と仮定して院内のコースを走行していただき、自動車運転に必要なルールを守って安全に走行できるかを確認するという取り組みです。
6月頃からプロジェクトが動き始め、ついに電動カートを走行させるためのコースが病院屋上に完成しました!!
信号や標識、線路もちゃんとありますよ~
これから、実際に患者様にコースを走行していただき、自動車学校での実車運転評価のに代わる手段として、電動カートがどれくらい有効かを確かめていきます。
「電動カートを用いた運転評価」が本格的に始動します!
ちなみにコースのペイントはリハビリ職員の手作りです。
入院中の患者様も手伝ってくれました!ご協力ありがとうございました。